2005-06-16 第162回国会 参議院 厚生労働委員会 第26号
このため、昨年取りまとめられました社会保障審議会介護保険部会報告におきましては、入所者等の重度化への対応という観点から、ターミナルケアも含めた医療との連携を図っていくことが重要であるとされております。
このため、昨年取りまとめられました社会保障審議会介護保険部会報告におきましては、入所者等の重度化への対応という観点から、ターミナルケアも含めた医療との連携を図っていくことが重要であるとされております。
昨年七月の社会保障審議会介護保険部会報告や十一月の介護サービス従事者の研修体系のあり方に関する研究会の報告では、ホームヘルパーについては質の高い人材の養成、確保を目指すべきだとして現行の問題点を指摘されております。ホームヘルパーの二級の資格では将来的に介護保険事業所で働けなくなるというような報告もなされておるわけでございますけれども、こういうことが介護現場に大きな動揺になっております。
その中で、施設入所者の居住費、食費の取扱いにつきましては、社会保障審議会介護保険部会報告におきまして、在宅と施設の間の負担の不均衡の是正、施設入所者における年金給付と重複の是正という観点から、施設入所者の負担を見直すべきとの御提言をいただいておりまして、見直しの方向としては低所得者にも配慮しつつ、居住費、食費を利用者に御負担いただくという方向で考えております。